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2022/01/21

日記

先日勉強させていただいている古田土会計の経営計画発表会に参加させていただきました。その中で印象に残っていたこと。

迫られる「事業構造の変化」

①変動費(原価)の高騰

・原油相場は2022年後半「80ドル代」へ上昇

・家計直撃!ガソリン代も電気代もガス代も・・・価格高騰 三重苦

・今年も半導体不足続く、生産能力拡大困難

・非鉄金属価格高騰、銅価高でアルミへ転換も

・今度は「合板」高騰・・・ウッドショック長期化

・コンテナ不足・運賃高騰などの影響続く物流

・小麦粉など家庭用の食品 今年も値上げ相次ぐ

・ミートショック 牛丼もステーキも値上げ

つまり粗利益が減る。

②1人当たり人件費UP

・物流や飲食でアルバイトの時給上昇 激化する人材争奪戦

・人材確保に動く中小企業、59.6%が賃金を「引き上げ済み」または「上げる予定」

・賃上げ「攻めの姿勢」を 岸田首相、経済3団体で要請

・首相、法人税控除「中小で最大40%」賃上げ税制で表明

・雇用保険料引き上げ 10月 失業給付0.6%に

つまり今後、1人当たり人件費を増やさなくては事業経営が成り立たなくなる。

③高収益高賃金経営への転換

人件費・変動費が増える → 人件費・変動費が増える分粗利益を増やさなければなら

ない → 粗利益を増やすためには売上を増やさなくてはならない。

売上=単価×数量 数量が増えれば売上は増えるが、変動費も増える。

つまり単価のほうがより重要である。

今、企業は「高収益高賃金経営」を目指さざるを得ない状況にある。

経営者の大事な仕事のひとつに値付けがあるが、今後さらにその重要性が高まると感じた次第である。

 

 

今月のユーチューブ

特例事業承継税制 https://youtu.be/q83pX393zr0