『北の国から』に心を揺さぶられて

2025/11/01

日記

先日からテレビドラマ『北の国から』の再放送が始まりました。実は最初の連続ドラマを通して見るのは初めてで、録画して少しずつ視聴を進めています。

舞台は北海道・富良野。雄大な自然の中で、田中邦衛さん演じる黒板五郎と、2人の子ども・純(吉岡秀隆さん)と蛍(中嶋朋子さん)の成長を描く物語です。連続ドラマの放送は1981年。当時、田中邦衛さん38歳、吉岡秀隆さん11歳、中嶋朋子さん10歳。作中では純が小学4年生、蛍が2年生という設定で、わが家の子どもたちも同じく2歳差ということもあり、ついつい感情移入してしまいました。

物語のテーマは実に多彩です。都会から田舎へ移り住んだ家族の挑戦、北海道の自然の厳しさ、親子の絆、母親の不倫や離農問題、農家の嫁としての葛藤――。そして、電気や水といった「当たり前の便利さ」への問いかけ、人間の弱さと優しさ。どのテーマも深く、心に残ります。

最近、心が揺れた瞬間をメモするようにしているのですが、このドラマでも印象に残る場面がいくつもありました。

  1. 東京で暮らす母親に久しぶりに電話をして、喜ぶ母親の姿
    2. 川から水を引き、初めて水が流れ出した瞬間の喜び
    3. 富良野に来た母親を駅で見送らず、川の向こうを走る列車を泣きながら走って見送る蛍の姿

どのシーンも胸が締めつけられるような美しさでした。あまりの面白さに再放送を待てず、有料配信で一気に視聴してしまったほどです。

その後のスペシャル版も続けて鑑賞。「’83冬」の借金の連帯保証、「’84夏」の火事、そして有名な「子どもが、まだ食ってる途中でしょうが!」の名場面まで、一気に心を奪われました。子どもたちが心身ともに成長していく姿に、何度も涙しました。

改めて、「北の国から」は人間の生き方そのものを描いた作品だと感じます。ぜひ皆さんも、今一度この名作に触れてみてください。きっと、心の奥に静かで温かい何かが残るはずです。

 

 

☆所長山谷の芸能活動

YouTube出演 【なまでゴチャゴチャいっちゃって!】

 

9月29日のライブを最後にお笑い芸人の活動を終了しました。

ライブに来ていただいたり、応援ありがとうございました。

これからは税理士業に邁進してまいります!